光明寺について

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下関市細江町にある浄土真宗本願寺派の寺院、光明寺。
その歴史は古く、室町時代後期の延徳年間(1489~92年)に、蓮如上人の弟子である釈正善によって創建されました。
 
当初は豊浦郡西市に建てられましたが、その後、内日、幡生へと移転し、享保17年(1732年)に現在の地に移りました。
 
光明寺は、幕末の動乱期に重要な役割を果たした寺としても知られています。
高杉晋作と共に松下村塾の双璧と称された久坂玄瑞が、後に奇兵隊の母体となる「光明寺党」と呼ばれる同志たちとこの寺に寄宿し、攘夷活動の拠点としていました。
本堂の柱には、当時の浪士たちの刀痕が今も残っており、歴史の生き証人となっています。
 
光明寺は、歴史的な建造物だけではなく、地域の人々に寄り添い、心の拠り所として、現代までその法灯を継承し続けています。
ぜひ一度、光明寺を訪れて、歴史の息吹を感じてみてください。

アクセス

住所

山口県下関市細江町1丁目7-10

電話

083-222-0156

交通

下関駅バス停より

「細江」バス停下車 徒歩5分

 唐戸バス停より

「入り江」バス停下車 徒歩5分

駐車場

2台程度 (駐車スペースに限りがございます)