寿命 くらしの仏教語辞典

日本人の平均寿命の高さは世界一位を続けています。

死亡率も低く、100歳以上の老人の数も増え続け、日本は世界一の長寿国です。

おめでたいことです。

しかし、その反面、少子高齢化が進み、年金問題や介護問題などの諸難題が起こっています。

仏教では、生命のことを「寿命」とか「命根(みょうこん)」といいます。この世に生まれてから死ぬまでのあいだ持続し、体温(煖=なん)と意識(識)とを維持するものです。

寿は煖・識を維持し、煖・識はまた寿を維持し、両者は相依の関係で、死ぬときには、この寿・煖・識が肉体から去ると説明しています。

その寿命の長さを寿量といいますが、時代と自然とによって、人の寿命には長短の差があるといいます。

『阿弥陀経』に「かの仏の寿命およびその人民も無量無辺阿僧祇劫(あそうぎこう)なり。ゆえに阿弥陀と名づく」とあり、阿弥陀仏の寿命は限りなく、無量寿なのです。

日本は世界一の長寿国ですが、お年寄りが世界一生きがいの持てる国にしたいものですね。

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