投稿者「komyouji」のアーカイブ

2024年7月のことば 行いと言葉の背後に 世間があるか如来があるか

妙好人というのは、大体学問のない人々で、信仰に厚いのをいうのであるから、彼等の表白はいずれも自らの心の中に動くものが主となる。(中略)彼等の口に出し筆に写すところは、各自の胸襟そのものから流出するのであるから、その中には … 続きを読む

カテゴリー: 法語カレンダー解説 | 2024年7月のことば 行いと言葉の背後に 世間があるか如来があるか はコメントを受け付けていません

2024年6月のことば いい人いい雨いい天気 みんな私中心

6月のことばは、大神信章師のお言葉です。 大神師は一九四九(昭和二十四)年にお生まれになり、龍谷大学文学部仏教学科大学院修士課程を修了され、浄土真宗本願寺派光林寺住職を務められました。二〇一三(平成二十五)年にご往生され … 続きを読む

カテゴリー: 法語カレンダー解説 | 2024年6月のことば いい人いい雨いい天気 みんな私中心 はコメントを受け付けていません

2024年5月のことば 仏さまの光に照されて 私の心に明りがつく

五月のことばは、山本仏骨和上のお言葉です。 山本和上の俗名は山本清、一九一〇(明治四十三)年八月十五日、石川県金沢駅近くの浄土真宗の在家に末子としてお生まれになりました。しかし、世界中でまん延したスペイン風邪で、ご両親を … 続きを読む

カテゴリー: 法語カレンダー解説 | 2024年5月のことば 仏さまの光に照されて 私の心に明りがつく はコメントを受け付けていません

2024年4月のことば まことに浄土真宗とは 聞法がいのちであった

四月のことばは、近田昭夫師のお言葉です。 近田師は、一九三一(昭和六)年に東京浅草に生まれ、法政大学経済学部経済学科を卒業し、一九五五(昭和三十)年より真宗大谷派顕真寺住職を務められました。その間、真宗大谷派総会所教導・ … 続きを読む

カテゴリー: 法語カレンダー解説 | 2024年4月のことば まことに浄土真宗とは 聞法がいのちであった はコメントを受け付けていません

2024年3月のことば南無阿弥陀仏が私の救われるしるしであり証である

梯實園氏は、兵庫県の出身で、一九二七(昭和二)年十月に出生され、二〇一四(平成二十六)年五月に八十六歳で逝去されました。氏は本願寺派の多くの教学機関で尽力され、また膨大な教学に関する自著、共著を執筆されています。さらには … 続きを読む

カテゴリー: 法語カレンダー解説 | 2024年3月のことば南無阿弥陀仏が私の救われるしるしであり証である はコメントを受け付けていません

2024年2月のことば 念仏をはなれて仏もなく自分もない

金子大榮氏は新潟県の出身であり、一八八一(明治十四)年五月に出 生され、一九七六(昭和五十一)年十月に九十五歳で逝去されました。氏は、清瀬之氏や賞我量深氏などと協働して研究・活動された、真宗大谷派における真宗学の泰斗のお … 続きを読む

カテゴリー: 法語カレンダー解説 | 2024年2月のことば 念仏をはなれて仏もなく自分もない はコメントを受け付けていません

2024年1月のことば 帰ってゆくべき世界は今遇う光によって知らされる

浅井成海氏は一九三五 (昭和十)年五月に福井県で出生され、二〇一〇(平成二十11)年六月に七十五歳で逝去されました。 氏は、筆者にとって極めて身近な存在でした。というのは、大学の先輩の先生であったとともに、教えをいただい … 続きを読む

カテゴリー: 法語カレンダー解説 | 2024年1月のことば 帰ってゆくべき世界は今遇う光によって知らされる はコメントを受け付けていません

2024年はじめのことば 光明と名号がからみ合い妙なる音楽を奏でている

「熱夫日記」(桂書房)で極めて著名な青木新門氏は、歴史的に真宗の信仰のあつい富山県の出身であり、一九三七(昭和十二)年四月に出生され、二〇二二 (令和四)年八月に八十五歳で逝去されました。氏は作家であり、また同時に詩人で … 続きを読む

カテゴリー: 法語カレンダー解説 | 2024年はじめのことば 光明と名号がからみ合い妙なる音楽を奏でている はコメントを受け付けていません

2023年12月のことば 一人一人がお浄土を飾っていく一輪一輪の花になる

花のいのち 十二月のことばは、梯實圓師(ー九二七ー二〇一四)の「一人一人が海士を飾っていく一輪一輪の花になる」というお言葉です。梯實圓師は、本願寺派勧学・行教校校長をはじめ、浄土真宗教学研究所長を歴任され、深い洞察と学識 … 続きを読む

カテゴリー: 法語カレンダー解説 | 2023年12月のことば 一人一人がお浄土を飾っていく一輪一輪の花になる はコメントを受け付けていません

2023年11月のことば 生の依りどころを与え死の帰するところを与えていくのが 南無阿弥陀仏

宗教に遇い自らを知る 宗教のことを RELIGIONと英訳しますが、本来違うものではないかともいわれています。語源をみてみますと、強く (RE)結ぶ (LIGI)こと (IO)、 つまり、「自らを信仰に縛ること、神への信 … 続きを読む

カテゴリー: 法語カレンダー解説 | 2023年11月のことば 生の依りどころを与え死の帰するところを与えていくのが 南無阿弥陀仏 はコメントを受け付けていません