ご門主のお言葉 被災者の皆様へ

被災者の皆様へ
このたびの東日本大震災によって被災された皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。また、この災害によっていのちを失われた方々とご遺族に哀悼の意を表します。
大震災という思いがけない事態に直面し、深い悲しみの中にあります。
宗門では、すべての被災された方々の悲しみに寄り添い思いを分かち合いたいとの願いを持って、4月9日より親鸞聖人750回大遠忌法要をお勤めいたします。阿弥陀如来のお慈悲のなかに、ともに支え合う宗門である
ことを心にとめていただき、心身ともにお大切にお過ごしになられますよう念じます。

2011(平成23)年4月

門主 大谷光真

親鸞聖人750回大遠忌法要が4月9日から始まりました。来年1月16日まで65日間にわたり115座がつとめられ、全国各地から多くの方が参拝される予定です。法要開始を直前に控え、東日本大震災で多くのいのちが失われました。本願寺では大遠忌スローガン「世のなか 安穏なれ」のおこころを体し、被災された方の悲しみに一層寄り添い、その思いを分かち合って、大遠忌法要をおつとめします。8日には大震災で亡くなられた方の追悼法要が阿弥陀堂で営まれました。大遠忌という、50年に一度の尊いご縁をいただくにあたり、ご門主に法要の意義などについて力聞きしました。

なお、ご門主は今回の大震災に際し、「被災者の皆様へ」として、お言葉を発表されました。

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