法語カレンダー解説」カテゴリーアーカイブ

2014年4月 一切は 縁において生まれ 縁においてあり 縁において去っていく 法語カレンダー解説

縁起について   仏教の根幹をなす思想の一つに縁起があります。この世の一切の存在は直接にも問接にも何らかのかたちでそれぞれ関わり合い、同時に生滅変化しているという考え方です。縁起という語は因縁生起の略であり、因 … 続きを読む

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2014年3月 帰ってゆくべき世界は 今遇う光によって 知らされる 法語カレンダー解説

彼岸にあたって   三月は春彼岸の季節です。彼岸とは、「彼方の岸」という意味で、こちら側の、私どもの迷いの世界を「此岸(しがん)」というのに対して、苦悩の海を隔てた「悟りの岸」を彼岸といい、涅槃界を意味していま … 続きを読む

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2014年2月 人は 法を求めるに止まって 法に生きることを 忘れている 法語カレンダー解説

仏教が生きている ――法に生きる   二月は、高光大船(たかみつだいせん)師のお言葉をいただきました。大船師は、暁烏敏(あけがらすはや)師や藤原鉄乗(ふじわらてつじょう)師らとともに加賀の三羽烏とも敬われ、真宗 … 続きを読む

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2014年1月 み仏の み名を称ふるわが声は わが声ながら たふとかりけり 法語カレンダー解説

お念仏の声―――わが声に如来のおはたらきが   「お念仏を称える」というとき、筆者にはいつも思い出される感動の場面があります。それは、昨年(二〇一三年)の法語カレンダーを解説した『月々のことば』でも紹介したこと … 続きを読む

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2014年表紙 称名とは み名を 聞くことであります 法語カレンダー解説

智慧と慈悲   二〇一四(平成二十六)年の法語カレンダーは、前年に続いて「智慧と慈悲」をテーマとしています。仏法に出遇い、真実の道を歩むということは、如来の真実の智慧に照らされ大慈悲のはたらきにつつまれてこそ、 … 続きを読む

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2013年12月 念仏者とは一切衆生を「御同朋」として見出していく存在 法語カレンダー解説

失われたつながり   私たちは、いろいろなつながりのなかに生きています。関係性のなかに生きていると言っていいのかも知れません。家族のつながり、親子、兄弟、あるいは友だち、また地域、社会とのつながり、さらには自然 … 続きを読む

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2013年11月 忘れても 慈悲に照らされて 南無阿弥陀仏 法語カレンダー解説

あるがまま   秋の深まりとともに、見事に色づいた葉っぱが自然のままにパラパラと散っていく姿は、いろんなことを問いかけ教えてくれます。 はからいを超えた自然そのものであり、あるがままのすばらしさでしょう。葉っぱ … 続きを読む

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2013年10月 世の中が便利になって一番困っているのが実は人間なんです 法語カレンダー解説

『仏説無量寿経』に、世の人のあり方を「薄俗(はくぞく)」という言葉で示してあることを思いおこします。   しかるに世の人、薄俗にしてともに不急の事を諍(あらそ)ふ。(中略)〔欲〕心のために走り使はれて、安き時あ … 続きを読む

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2013年9月 み仏をよぶわが声は み仏のわれをよびます み声なりけりれ 法語カレンダー解説

阿弥陀仏の本願とは   この歌は、甲斐和里子さんの『草かご』の詩集から引かれた言葉です。 親鸞聖人の『教行信証』教文類には、     それ真実の教を顕さば、すなはち『大無量寿経』これなり ( … 続きを読む

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2013年8月 確かな一足一足が 念仏して 与えられる 法語カレンダー解説

苦悩の根本解決   この言葉は、宮戸道雄(みやとみちお)著の『仏に遇うということ』に出てきますが、その一部を紹介します。      「鶴と亀」とは、これはわれわれ日本人が描いている幸福の象徴ですね。鶴 … 続きを読む

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